テラチップの実証実験
大阪産業技術研究所研究員指導のもと実施
- 試験実施者:
- 株式会社PRESENT2
- 実験実施日:
- 2023年10月12日
- 実施場所:
- 地方独立行政法人大阪産業技術研究所
- 検証した電磁波は5Gで採用されている28GHz帯を含む25 〜 42GHz
- 同試験場電子材料研究部ハイブリッド材料研究室研究員指導のもと正確な照射実験実施
- テラチップと普通のプラスチック片での比較実験
- 検証物に電磁波を照射し、その電磁波の反射、吸収、透過の各割合を計測し【反射割合+吸収割合】の合計を比較
測定に用いた機器・方法
- 測定に用いた機器:
- キーサイト・テクノロジー社製ベクトルネットワークアナライザー(N5290A)
- 試験方法:
- フリースペース法
写真向かって左の発射部から、右の受信部へ向けて照射した電磁波の反射、吸収、透過割合を計測する
実験結果データ
電磁波照射時の反射・透過・吸収割合のデータ
下記データは、25〜42GHz帯の電磁波をテラチップに照射した時の各割合をデータ化したものの一部抜粋です。
吸収割合の結果データを見ると、テラチップから発信されるテラヘルツ波によって中和されたということが言えます。
テラチップとプラスチック片との比較
電磁波照射後の比較
テラチップ
PVCプラスチック片
プラスチック片では、「5G」周波帯である28GHzの電磁波のほとんどを透過しているのに対し、テラチップでは、電磁波の4分の3が無効化されていることが証明されています。